活用事例

つくば市立 吾妻小学校
稲葉 眞人 先生小学校4年 総合的な学習の時間:稲葉 眞人 先生
授業シーン

児童にとってはテレビ感覚! 高い共通理解を促す

授業のねらい・ポイント

4年生の環境学習の一環として、「生き物のすみかを作ろう」プロジェクトが計画されている。本校では、本年度、初めてビオトープを作ることになった。池を掘ってビオトープを作る作業に入る前に、メダカをふやすためにはどのような環境にすればいいかを考えていく学習をさせる。つくば環境フォーラムから招いた専門家の話を聞き、ビオトープに入れるメダカ、周辺の植物やそこにやってくる生き物の生態を学び、ビオトープ作りに生かすようにした。

上先生からの一言

電子黒板に映し出す映像に児童は集中して見入ります。これは大きく鮮明に映し出されるということはもちろん、テレビをみている時間が長い現代の子供事情も影響しているのでしょう。今回の実践では電子黒板の特性である書きこみも利用し学習効果を高めていますね。昆虫の姿や色の違いなどを理解させるにはより鮮明に映し出すことのできる一体型の電子黒板がGOODです!

上先生

授業の展開

  1. つくば環境フォーラムからビオトープ作りの専門家を招き、メダカのすみかとくらし、水生植物についての話を聞く。
  2. ビオトープに植栽する抽水植物や浮葉植物、沈水植物の生態やトンボの種類について知る。(水生植物やトンボの図鑑を拡大投影したり、図鑑のデータを保存し種類を確認したりするために電子黒板を使う。)
  3. 水生植物を植える場所、トンボが来そうな場所をおさえながら設計図を書く。

利用した教材・コンテンツ

  • 図鑑「自然のアルバム」

電子黒板を使う上でのねらい

授業シーン今回の学習においては、図鑑の写真を電子黒板に投影して、ビオトープに植栽する水生植物の種類やそこにやってくるトンボの種類を判別させることにした。水生植物やトンボの名称や生態についての説明を聞くだけでは、完成したビオトープに植栽された水生植物やそこにやってくるトンボの生態を把握させることは、困難である。電子黒板を活用すれば、より鮮明な画像で学習させることができる。水生植物では、ガガブタやタコノアシのように形態が、トンボでは、ギンヤンマやアキアカネのように色彩が、生態の種類を判別するためのポイントとなる。判別する際に、ポイントなる部分を拡大したり、ペンを使って違いを書き込んだりすることにより、ビオトープに植栽する水生植物の種類やそこにやってくるトンボの種類を把握させることができ、メダカをふやすためには、どのような環境にすればいいかという思考が高まるはずである。

電子黒板を使ってことによる効果

電子黒板を使うことにより、図鑑の水生植物やトンボの写真を容易に投影することができた。黒板にかいた図や紙データとちがい、電子黒板の映像は、水生植物やトンボの様子が鮮明に表現され、児童にとって、種類の判別がしやすくなった。

電子黒板の設置面での工夫

  • 授業では、チョークを使って説明するために使う黒板と図鑑の写真を投影するための電子黒板を教室に並べて設置した。
  • 授業終了後オープンスペースに電子黒板を移動し、図鑑よりスキャンした水生植物やメダカのデータを、4年生全児童がくり返し見て、確かめられるようにした。