活用事例

富谷町立 成田東小学校
武藤 景 先生小学校3年 算数:武藤 景 先生
授業シーン

自力解決を生かす

授業のねらい・ポイント

単元の目標

乗法九九を1 回適用してできる除法で、あまりのある場合の計算のしかたについて理解するとともに、それを用いる能力を身に付ける。

本時の目標

乗法九九を1 回適用してできる除法で、あまりのある場合の計算の意味を理解する。

西田先生からの一言

算数の学習では、見通しを持って子ども達が自力解決をすることが大切にされます。それを比較しあうことで、きまりや概念を導き出す場面で、子どもの手書きの資料をそのまま提示したり、そこに書き込みを行ったりする場面で電子黒板が有効に使われています。従来の黒板との使い分けも、よく工夫されています。

西田先生
授業シーン

授業の展開

  1. 本時は、これまで学習してきた「割り切れるわり算」の復習から始めた。問題を提示するにあたっては電子黒板を用い、除法は九九を用いることを短時間で想起させた。
  2. 本時の課題である14÷3という式になる問題文は黒板に板書して提示し、児童一人一人に自力解決させた。その際、これまでの学習内容との相違点を確認し、どうしてそのように立式したのかをノートに書かせた。
  3. 自力解決した内容を発表する段階では、電子黒板と実物投影機を使用した。児童のノートをそのまま拡大提示し、本人に説明させた。
  4. 発表後には、それぞれの考えの相違点を話し合い、最終的にはあまりのあるわり算も乗法九九を用いて計算できることを確認した。その際には自作のデジタルコンテンツを使った。
  5. 終末段階では「わりきれる」「わりきれない」の用語を整理し、本時の学習を適用する問題に取り組んだ。

利用した教材・コンテンツ

  • 自作コンテンツ(PowerPoint使用)

電子黒板を使う上でのねらい

一人一人が自力解決を試み、その結果を共有・吟味・集約した後に、本時の目標である「あまりのあるわり算」の意味を、児童全員に共通のイメージで理解させるために用いた。

電子黒板を使ってことによる効果

授業シーンこれまで児童のノートや成果物を共有する際も実物投影機を活用したが、教室にあるテレビでは小さく、分かりにくいと感じていた。それを高品質大画面で提示できる効果は、目標の達成度を左右すると感じた。児童の集中力の向上や学習内容の理解に効果的である。

電子黒板でまとめをする時、本時の目標に沿ってあらかじめ計画してコンテンツを作成するが、深い教材研究に通じていると感じた。あらかじめ用意していたコンテンツの内容を十分把握しておけば、その場の児童の反応を見て書き込み内容を変更するなどして対応できる。従来の模造紙等への準備ではこうした問題に対応できなかった。

電子黒板の設置面での工夫

教室前面でも、廊下側にある副黒板前に正面を向けて設置した。児童の発表の際に、全員の方を向くなどの発表のしかたについても同時に声掛けすることを想定した。