兵庫教育大学 永田先生
授業の時、コンピュータをプロジェクタにつないでさまざまな資料を提示している先生はかなりいらっしゃると思います。資料を大きく見せることのできるプロジェクタはとても有効ですね。しかしその時、先生は操作のためにコンピュータにつきっきりになっていませんか?あるいは、説明の時はスクリーンの前、操作の時はコンピュータへと忙しくいったりきたりしていませんか?
電子黒板なら、映写された画面上でコンピュータを直接操作することができます。声のする所(操作する所)と提示されている所が一致しているので、子どもたちはどこを見てよいか迷うことなく集中して授業に臨むことができますし、先生は行ったり来たりする無駄な時間をなくすことができます。
兵庫教育大学 永田先生
子どもたちが電子黒板を操作することも効果的です。子どもたちは自分たちが操作できるとなると、授業に対する興味・関心は格段に高まります。それだけではなく、知識の理解や定着にもとても有効です。例えば算数で台形の面積の出し方を考えさせたいとき、今までならば、先生は大きな台形を画用紙で作っておき、子どもたちに切ったり動かしたりさせることで身体的に理解させようと工夫されたことと思います。
それと同様の活動が電子黒板で可能です。子どもたちは提示された大きな台形を、まるで画用紙を操作するのと同じように、分割したり、移動させたり、回転させたりしながら計算しやすい形に変えることができます。身体的な動きは実物とほとんど変わりません。むしろ実物とは違って、なんどでもやり直しが簡単にできますから、子どもたちは失敗をおそれず理解できるまで何度も取り組むことができることでしょう。プロジェクタの拡大提示機能に、電子黒板の直接操作性が加わったことで、より効果的な授業が実現可能となりました。
和歌山大学 豊田先生
電子黒板の一番の良さは画面に直接書きこみができることです。まさに黒板と同じように使える一方で、色や線の太さを変えたり、図形を描いたりという点でその表現力は黒板以上といえるでしょう。例えば、白地図の上に等高線や地図記号を書きこむ、虫や植物の写真に各部の名称を書きこむといったことが簡単にできます。
色やペンの幅・種類が豊富チョークやマジックよりもさまざまな表現が可能です。また、正確な直線、円、四角形を描けますし、描いたあとに移動させることもできます。
子どもの作品に画面上で書きこんでも残りません。たとえば子どもの書道や絵に途中で「赤」を書き入れても、元の作品に影響しないため適切なタイミングで指導することができます。
電子黒板は一部だけ消したり、やり直したりが簡単です。迷っていてもとりあえず書けるため、子どもたちは安心して試行錯誤できます。
和歌山大学 豊田先生
もっとシンプルな使い方として、教科書をそのまま映してアンダーラインを引いたり、図表やグラフのポイントをマークしたりすることで、どこを指示しているのか明確に伝えることができます。「てこの原理」の説明をするのに、道具の写真の上に作用点・支点・力点などを書き入れるような場面では効果抜群です!
東北学院大学 稲垣先生
画面上に書きこんだ矢印やマークをとっておきたいことはありませんか?電子黒板なら、提示していた画面といっしょに書きこんだ内容も保存することができます。次の授業の際に「前回、こんなことを学習しました」と復習に使えます。保存した内容をプリンターで印刷して配布することもできます。
電子黒板なら、映写された画面上でコンピュータを直接操作することができます。声のする所(操作する所)と提示されている所が一致しているので、子どもたちはどこを見てよいか迷うことなく集中して授業に臨むことができますし、先生は行ったり来たりする無駄な時間をなくすことができます。
東北学院大学 稲垣先生
保存機能のレベルアップした使い方としては、子どものアイデアの「比較」に使うことです。実物投影機でとりこんだ子どものノート、あるいは算数で図形などのコンテンツを操作した途中の様子など、あとで使えそうな場面を(必要に応じて書きこみも加えて)保存しておきます。他の子どもや先生の考えと照らし合わせるときにサッと呼びだして「先ほどの○○さんはこうでしたよね」と確認することもできます。
機種によっては、保存した画像を2 枚並べて比較できるものもあります。すぐに保存できて、いつでも簡単に呼び出せる。「その場限り」にだった従来の黒板ではできなかったことを実現するのが電子黒板なのです。